時は誰も待ってくれない 下
「ご、ごめんね?」
「何が?」
「せっかくのお出掛けなのに台無しに…」
「あぁ、そのこと?いいよ、今日最後に行こうと思ってた場所だし、あのまま真由を無理させるわけにはいかないし」
「ありがとう…」
どこまでも優しすぎる優に胸が熱くなる。
私はどうしちゃったんだろう?
今日はよくフラついたり、目眩がする。
今思えばここ最近物忘れも激しいし…老化?
ちゃんとご飯食べよ…。
しばらくして車が静かに停止した。
この場所は私の大切な場所。
「海だぁ…」
「なんか懐かしく感じるな」
来たのは夏だったから久しぶりに海を見た気分になる。
「何が?」
「せっかくのお出掛けなのに台無しに…」
「あぁ、そのこと?いいよ、今日最後に行こうと思ってた場所だし、あのまま真由を無理させるわけにはいかないし」
「ありがとう…」
どこまでも優しすぎる優に胸が熱くなる。
私はどうしちゃったんだろう?
今日はよくフラついたり、目眩がする。
今思えばここ最近物忘れも激しいし…老化?
ちゃんとご飯食べよ…。
しばらくして車が静かに停止した。
この場所は私の大切な場所。
「海だぁ…」
「なんか懐かしく感じるな」
来たのは夏だったから久しぶりに海を見た気分になる。