時は誰も待ってくれない 下
「よか…っ」
良かったと思うのは一瞬で、私はいきなり頭が痛くなり、腹部に痛みも覚えた。
「大丈夫ですか!?」
「大丈夫…です。中谷は…どこに…」
「中谷さんは集中医療室に…」
私は聞き終わる前に自力で立ち上がり、前行った同じ病室へと急ぐ。
まだ集中医療室に…?
やっぱり病状は良くなってないんだ…。
行ってどうする?私は何を言うの?これ以上中谷から嫌われてどうするの?
『真由が一番に想うのは誰?』
その時、優の優しい声が胸に響いて私は前を向いた。
何もしていないのに何をそんなに悩んでるんだろう。
こんなんじゃ泣いて背中を押してくれた優の気持ちを無視してるのと同じだ。
良かったと思うのは一瞬で、私はいきなり頭が痛くなり、腹部に痛みも覚えた。
「大丈夫ですか!?」
「大丈夫…です。中谷は…どこに…」
「中谷さんは集中医療室に…」
私は聞き終わる前に自力で立ち上がり、前行った同じ病室へと急ぐ。
まだ集中医療室に…?
やっぱり病状は良くなってないんだ…。
行ってどうする?私は何を言うの?これ以上中谷から嫌われてどうするの?
『真由が一番に想うのは誰?』
その時、優の優しい声が胸に響いて私は前を向いた。
何もしていないのに何をそんなに悩んでるんだろう。
こんなんじゃ泣いて背中を押してくれた優の気持ちを無視してるのと同じだ。