半透明彼女
「何かして欲しい事ってある?」


「んー、難しいよ?」

「言ってみてよ。僕、協力するよ?」


「そう?…じゃあ…、彼氏になって」


「!!なんで?」


「だって。彼氏募集中だし。やっぱり、この世?に未練があるからだと思うんだけど…」

顎に人差し指を当てながら首をかしげて言う綾ちゃん。


「だからって、ちょっと違う気もするよ?」

「お願いが叶う協力するって言ったじゃん!」


ぐっ…


やっぱり幽霊を怒らすと

祟りってあるんだろうか?


ここは、半透明な彼女綾ちゃんの言う通りにしておいた方が賢明?

彼女の事情により

半透明な彼女の
彼氏になりました。

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