彼女の恋~小指の赤い糸~




それから毎日中島のアパートに行って抱いた。


彼女の身体には俺が付けた無数の痕。



俺が行けば素直にドアを開けて迎える。だけど虚ろな瞳の中島は何にも感じない人形のようだ。



この先こんな事を続けていても中島の心は戻って来ない。
分かってるけど簡単には離せない。



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