彼女の恋~小指の赤い糸~


「本当に!?
俺の彼女になっても良いと思っている?」


「はい」



返事をしながら頷いた。


「駄目だと思っていた。
O.Kしてくれて嬉しいよ」



照れくさそうに自分の頭をクシャクシャとして私を見た課長はいつもの落ち着いている雰囲気とは違った。


課長の知らなかった別の一面が見れた。

これからは、もっといろいろな課長を知る事が出来るね。


「そろそろ出ようか」


「はい」



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