笑顔
そして、練習が始まった。

最初は前転からだったが、先輩達はその前転1つもすごいキレイだった。

そのうち、前宙とか、バク転、ロンバク、バク宙、さらにはひねり技など言葉じゃ表せないくらい上手で、目を奪われてしまった。

『魅せられる』って感じのことをいうのかもな、なんて思った。

そして、ふと目につく人が一人。

茶髪で、背が高くて、ハーフのような顔立ちで、きっと先輩だろう。カッコいい、というよりかは顔立ちが整っているな、と言う感じだった。

なんだか不思議な気持ちになった。カッコよくはないけど、何故か見ていたい…みたいなw
目の保養っていうんだな、きっと(笑)

綾菜に聞いてみると、
「あー、先輩かなぁ?ハーフっぽいよねぇw」
と言われた。

「ね、ね、それよりさ、練習しに行こ!」
と言われ、女の先輩に指導のもと、練習することとなった。
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