笑顔
「はい、授業を始めますー。」


と言って入ってきたのは、
ちょっと身長が低くて小太りな、おだやかそうな男の先生。

いかにも宗教の先生って感じだ。

「きりーつ、礼!」

「お願いしまーす。」

-30分後-

…zzz はっ! …zzz

宗教の授業は先生のお話だけで大体終わる。
先生の話の強弱は、何故かいい子守唄のようになり、すっかり眠ってしまうのだ。

最初はちゃんときいているのだが、睡魔には勝てない。

-授業終了-

キーンコーンカーンコーン…
キーンコーンカーンコーン…

「ふぁぁぁ。」
とても大きなあくびをして、私は次の授業の準備をする。

「あ!あんず!あなた、寝てたでしょ!(笑)」

…Σ(゚д゚;)バレたw
眞菜は見ていたようだ。

「みんな見てたよーw」
と言われ、一気に恥ずかしくなってしまったw

「だって眠いんだもーん(笑)」
と私は開き直ってごまかした。
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