【短】涙色...*゚
朝から唯香と拓海の話ばっかりがいろんなところから聞こえた。
ほんとなんだな。
唯香....俺には言ってくれねぇんだな。
そりゃそうか。
俺、唯香の眼中にないもんな。
「あ、唯香!おはよっ!」
そう言って教室に入ってきたのは唯香の彼氏、拓海。
拓海は優しいし唯香のこと大切にしてくれそうだけど.....
やっぱり悔しいもんだな。
俺がこんなこと思う資格ないけど。
そのあとすぐ拓海は帰っていった。
その後もどこへ行っても唯香と拓海の話で持ち切りだった。