【短】涙色...*゚
「どこ行きたい?」
「うーん、拓海のおすすめの場所行きたいかな。」
私クリスマススポット全然知らないんだよね。
「わかった!じゃあ楽しみにしてて。25日10時に迎えに来るから。」
「はーい。」
「じゃ俺そろそろ帰るわ。ありがとな。」
「うん!こちらこそっ。」
玄関まで拓海を送っていったら
ガチャッ
大智の家から誰か出てくる音がした。
2人で見ると大智だった。
「おー大智じゃん。久しぶりだな!」
え?大智と拓海、知り合いなのっ?
「おう。」
「じゃあ唯香、またな。」
「うん。ばいばい。」
あー寒い。もう12月だしね。
はやく家入ろ。
「なぁ。」
「え?」
大智が話しかけてきた。
いつぶりだろ。話すなんて。
「ちょっと話さねぇ?」
「え、うん。」
そう言って私の家で話すことにした。