【短】涙色...*゚
幸せ。




拓海は付き合ってからもずっと優しくてだんだん好きになっていくのが自分でも分かった。






「ねぇ、唯香。私のこと忘れてない?」





「あ.....」




完全に忘れてました。親友の優美のことを!




「あ.....じゃないわよ!」





「ごめんて。ほんと。」




優美には全部話そう。





「私もう大智のこと吹っ切れた。」






「はぁ?なにそれ....聞いてないんだけど。」





だって言ってないもん。





こんなこと言ったらもっと怒られるだろーな。






「私、拓海のことが好きだって気付いたの。」




すぐ吹っ切れたなんて軽い女だと思われたかな.....









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