どういう関係⁉︎
外がだんだんと薄暗くなってきて、カフェの前を通りすぎる人が、スーツを着た人が増えてきた。

町田君が私の事をという話から、イケメンや美女というものについてという話に変わった。

この話になると、都が一方的に私に話すという形になる。

『今日は楽しかったわ、とーこ。私はこっちだから。』

都は鼻歌まじりに、人混みの中に消えていった。薄暗くなった夜空に、1番星が弱々しく光っている。私は、寄り道してよかったと思いながら、自分の家に向けて歩き出した。
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