どういう関係⁉︎
何をって…と思いつつ、玄関先に立っている相手を見る。

私と背丈は同じくらいで、顔は戸惑いの表情をしていて、手には、のしがかかったタオル…タオル?

…タオル⁇

『えっと、隣に引っ越してきた、町田といいます。』

自分の顔が物凄く熱くなるのがわかった。

『すいません!えっと、あっ町田さん。いや、君かな?私は、平河 冬子(ヒラカワ トウコ)って、どうでもいいか。えっと、こちらこそ よろしくお願いします。』

あたふたしながら、なんとか町田君からのタオルを受けとった。
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