どういう関係⁉︎
『それでは。』

町田君は、天使のような笑顔で軽く会釈をして、帰っていった。

何を待っていたかまで言わなくて、本当によかったと、ホッと胸をなでおろす。

『とーこちゃん。お客さん?』

『お隣に引っ越してきた、町田さんが挨拶にきたよ。』

キッチンにいるお母さんに向かって、そういいながら、次の呼び鈴に備えて、玄関から最も近いリビングに向かった。
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