すきなひとみーつけた。
考えられなかった。
相澤は小学校からの友達で、
仲良しで、
なんて言うか、その…
ずっとずっとずっと友達で、
そういう関係にはならないって
ずっと思ってたから…
考えれば考えるほど私は顔の温度がどんどん上昇していき、
頭の中がパンクしそうだった。
そしたら
「…ぷっ!あははははははははは!!」
「ほへ?」
なんか笑い出したやつ一名。
誰だこいつ。
笑ってるのは私でもなく、通行人でもなく、相澤だった。