すきなひとみーつけた。
「えーと…あー!あった。このプリ機の性能、めっちゃいいの」
「そうなんだ!撮ろ撮ろ〜」
ゲーセンに着くと、
美咲のオススメのプリ機に入った。
プリ機の撮影するところって、
いつも思うけどすごく暑い。
密着。
彼氏とかと入る子は、
ドキドキしないのかな。
…って何考えてるんだろ!!
『すぐに撮影が始まるよ!にっこり笑顔でピース!』
「わわわわ、はやいはやい!」
機械の可愛い声と共に、
撮影が始まった。
突然始まったため、一枚目は変顔になってしまった。
「わー、焦った。」
「うけるー!あはは、葵、集中して〜」
私の焦り具合を見て、
美咲は声をあげて笑った。
それにつられて私も笑った。
めっちゃ楽しい。