彼氏契約書
重役専用駐車場だけあって、
人の出入りは少ない。
蒼空は、サッと助手席を開けてくれて、
私はそれに従い助手席に座った。
「買い物行こう」
「…買い物って、デパートですか?」
「ううん、スーパー」
「…一体何を?」
「夕飯の材料に決まってるじゃない」
「…作ってくれるんですか?」
ちょっと驚いた顔の蒼空。
「失礼ね、ちゃんとした料理できるわよ。
お邪魔するんだから料理くらい作ったっていいでしょ?」
私の言葉に笑顔で頷いた。
買い物をして、ああでもない、こうでもないなんて言い合いながら、
楽しく買い物をする。
普通の恋人なら、当たり前の事なのに。
それすら許されないなんて。
「・・・みおさん?」
「・・ん?」
人の出入りは少ない。
蒼空は、サッと助手席を開けてくれて、
私はそれに従い助手席に座った。
「買い物行こう」
「…買い物って、デパートですか?」
「ううん、スーパー」
「…一体何を?」
「夕飯の材料に決まってるじゃない」
「…作ってくれるんですか?」
ちょっと驚いた顔の蒼空。
「失礼ね、ちゃんとした料理できるわよ。
お邪魔するんだから料理くらい作ったっていいでしょ?」
私の言葉に笑顔で頷いた。
買い物をして、ああでもない、こうでもないなんて言い合いながら、
楽しく買い物をする。
普通の恋人なら、当たり前の事なのに。
それすら許されないなんて。
「・・・みおさん?」
「・・ん?」