君の祈りが届くとき
ホームルームも終わり、すぐに授業が始まる

まぁ、半分以上寝てるからソッコーおわった

キーンコーンカーンコーン

昼休みのチャイムがなる

「颯馬、陽希たべよーぜー!」

とダイが声をかけてきたから食べようとしたら
担任から呼ばれた

「高橋、ちょっと職員室にこい!」

あのことかな…

「わりっ、先食べてて!」

すぐに職員室にむかう

ガラガラ 
「失礼します」

「おぉ!そこ座れ」
すぐにいわれたいすに座る
担任が話を始めた

「高橋、お前ななんで志望校がN校なんだ?
 おまえは、もっと上をめざせるだろー?」

そう、俺は実は成績学年1位だ
だけど、偏差値が50ぐらいのN校を志望している

「どうしても、行きたい理由があるんです」

「おまえなら、トップ校だって余裕だぞ?
 本当にいいんだな?」

「はい」

「どうしてもっていうなら止めんが、もったいないなー」

「すみません、失礼しました」

ガラガラ


もちろん、行きたい理由は、ほのかがそこにいくからだ 

でも、遊んでばかりでギリギリだ

これで落ちたら、俺がわざわざN校にいく必要なんてなくなる

特訓だな…と俺は1つ覚悟を決めた 

受かってもらわなきゃ困るからな!


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