君のキスはいちごミルクの味がする

「また明日」

「まっまたあした…」

震える手でドアを開ける


「あ~やっと帰ってきた~夕飯姉ちゃん待ちなんだからな~」

ちょっと怒った龍綺の声

耳がぼわぼわする

「わっ!!姉ちゃん大丈夫?顔真っ赤だぞ!?」

「大丈夫……じゃない」


「母ちゃーん!!!」









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