君のキスはいちごミルクの味がする

「あなた〜雪さ〜ん、お食事にしましょ〜」

母さんの声が聞こえて、やっとお芝居をやめた父さんは

「今行くよ〜」

と嬉しそうに母さんのところに小走りで向かって行った

しばらくすると母さんの小さな悲鳴が聞こえた

どうせ父さんが後から抱きついたかなにかしたんだろう

ほんとに仲のいい

というか、父さんが母さんを好きすぎるだけかもしれないが

< 107 / 109 >

この作品をシェア

pagetop