君のキスはいちごミルクの味がする

私の上にいた男を

先輩がどかしてくれた


心地いい重さが肩にのる


あっ…

ブレザー?


「綾芽…」

「ひな…」

お互いの震える手を

握った

「行くぞ?」

洸様はまだ怖い顔

「うん…綾芽…電話するから」


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