僕と君と時々サッカー

「そのかおはなに?」

水輝がニヤニヤして聞いてくる

「真帆とはちゃんと話つけた。
俺はそれでニヤニヤしてるわけじゃねーよ」

「え、わかってるわ。
真帆のことでそんな顔したのみたことない。
あーいまの爽馬くんの顔は名前通り爽やかですね♪」

水輝はひやかす

「うっさw
真帆と話つけた後、すっごく会いたくなってさー
LINEで今日時間ある?って聞いたんだ」

俺はさっきの出来事を話した。

水輝はうけるwお前がねーwなんて茶化してたけど

きっと真面目に喜んでくれていたような気がした

「成長したね。恋愛ベタ男くんがさーw」

なんて言っていたけど

昔の俺からは考えられないくらい。

「今日は早く練習終わらせよーぜ」

って俺に話しかけてくれて

授業に励んだ。

俺ははやく夕方にならないかなー

そう考えていた。

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