僕と君と時々サッカー

学校を終えた俺は水輝とミーティングルームへ向かった。

1年、2年、3年全員が集まっている。

「今日なにすんの?」

俺は疑問

この時期にミーティングルームでやるってことは結構がちなこと。

「さあ?」

水輝もわかっていない様子だった。

しばらくたつと監督とコーチがそれぞれ入ってきた。

プリントを配布している

「えー選手権予選の組み合わせが決まった。
うちはシードではあるが2回戦目から試合が始まるぞ」

今日の内容は選手権のことだった。

俺ら高校サッカーをやっている人にとって
一番の大会。選手権だ。

俺はトーナメント表をじっくりと見つめた。

「結構、激戦じゃね?」

水輝が話しかけてきた。

俺も見てわかる。

決勝に進むためには去年のベスト4を2校倒していかなければならない。

試合数もかなりある。

「今年は激戦だ。
決勝に簡単に行くことは出来ない。
各高校も強いところばっかりだ。
明日から練習を強化していこう。」

監督も気合い十分だ。

「あと、、」

俺の方を見て監督は話を続けた

「爽馬がプロ内定をしている。
俺らの高校はメディアも凄いくるだろう。
他のやつらも自分をアピールするチャンスだと思えよ。」

「うっす!!!!!」

俺はその瞬間

自分にのしかかっている大きな期待と存在感を再度感じていた。

高校サッカー最後の年

来年からはJリーグ。

さらに頑張らなければと自分を奮いたたせた。

< 26 / 59 >

この作品をシェア

pagetop