僕と君と時々サッカー
「次は〜城西〜城西〜」
電車のアナウンスが鳴る。
俺は城西で降りた。
この時間、高校生で溢れている。
俺はうるさい女どもをよけ改札を降り城西まで歩いた。
しばらくたつと校舎が見えてきた。
「あれだわ〜綺麗だなw」
市立橘と違って綺麗な校舎に見とれ俺は校門前で待っていた。
すると周りがザワザワし始めた。
「橘の森重じゃね?」
「やばーい!生森重くんじゃん❤️かっこいい❤️」
ザワつき始める。
「あーやばい。めんどくさいことになったわ。」
俺は悟った。
そーだ。俺、プロ内定者だった。
時間的に部活が終わる時間。
見たことあるようなサッカー部のやつもたくさんいる。
ジロジロ見てくるやつらやキャーキャーする女どもばっか。
「やべーな。場所かえっかな。」
そう思った時に1人の男が話しかけてきた。