僕と君と時々サッカー
今日は朝ミーティングの日
監督から驚くニュースが入った。
なんと水輝がJリーグからオファーが届いたのだ。
この前の試合で活躍した水輝は複数のクラブの監督の目に止まった。
夢が叶う。
大学進学と迷っていた水輝にとっては朗報だった。
監督と話した結果、水輝が昔ジュニアユースに所属していたチームを選んだ
水輝にとっては自分の原点のチームに戻ることができる。
それほど嬉しいことはなかった。
「爽馬!やった!」
喜んで教室に戻ってきた水輝を俺はだきしめた。
教室からは歓喜の声が聞こえる。
クラスに2人目のJリーグ内定者。
俺も自分のことのように嬉しかったし
俺が内定決めた時、どれだけ水輝が喜んでくれたか
おもいだし水輝をだきしめた。