僕と君と時々サッカー

新学期はクラス替えや入学式など

学校がごった返している。

俺の高校は普通科、商業科、体育科

この3つに分かれてるんだけど

普通科は今日はクラス替えの日。

下駄箱のでっかいドアにクラス分けの

紙が貼ってあるため人がたくさんいた。

「めんどくせーなこいつら。
めっちゃうるせーし。。」

体育科の俺はクラス替えは無縁。

キャーキャー騒いでるやつらの

横を歩き教室へ向かおうとした。

そのとき後ろから

「爽馬?」

と話しかけ俺の横に来た女がいた。

俺は声だけで確信したので

あえて聞こえてないふりをして

無視。

「ねえ!爽馬ってば!!」

走ってきた女は俺の手を引っ張った。

「なに?なんか用?」

話しかけてきた女は豊岡真帆。

元カノね。

「なんで無視するの?
LINE返してよ〜!」

うるせー女。

「俺も忙しかったの。
暇な時返すわ。もう行くから離して」

そーいって真帆の手を振りほどき

教室へむかった。

朝、あんなに良い気持ちだったのに

あいつのせいで台無しだわ。

もやもやした気持ちのまま

教室のドアを開けた。



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