私の天然彼氏
「あの人誰〜?」

「ゆう君と仲良いのかな?!」

「え、ゆう君の彼女?!」

「嘘〜!」

「ゆう君〜」

何故かありもしない話が流れてきたため、そそくさと逃げた。


くっそ〜あいつ〜!


ていうかゆう君て。


もしかしてゆうひは人気者か何か?


ありえないありえない!


あんな生意気でませガキで意地悪な弟のどこも良いとこなんてないでしょ?!


クスクス笑いながら近くにあった時計を見る。


やば!時間だ!


…もうSHRの鐘なるし後ででいっか。


仕方なく弁当を彼に渡すのを諦め自分の教室へ。


< 10 / 167 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop