私の天然彼氏
「あ、藍ちゃんおはよ!」


「おはよ、あさひ」


栗色のウェーブ掛かったお人形見たいな美人顔の私の大親友。


飛来藍ちゃん(ヒライ ラン)。


でも性格はクールでとっても大人。


「あさひ、来てるよ」


「ん?何が?藍ちゃん」


私が首を傾げると、藍ちゃんが私の席を指差した。


?!?!


「ずっと寝てたわよ」


私はすぐさま自分の席へ向かった。


何故かって?


私の彼が私の席で突っ伏し眠っていたから。

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