私の天然彼氏
「あぁ、弁当か」


「私朝から弁当3つも持って笑われたんだから!

中等部に来るのも視線いっぱいだし!

お礼くらいしてよね!」


少しむすッとしながら文句を言うと、


「はいはい」


私より身長がはるかに高いゆうひは屈んで私の耳元に口を近づけた。


「ありがと、姉さん?助かったよ」


そう言って教室に戻って行った。


な、なななな何すんのよ〜!


しかもさっきからいたギャラリーの女の子達の悲鳴もすごいし。


なんか顔熱いし…屈辱!

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