可愛くない彼女,
教室に入ると


「ほたあああっ!!

一緒に登校?!恭夜君、今日外出禁止なのに?!」



「え、あ・・・うん。

朝、玄関の前にいたの。」



「いいなぁ~、あたしもしてほしいー。笑」


そういってひーちゃんは、馨君のほうを向いておねだりしてた。



「ふはっ笑」

思わず吹き出しちゃった。


「仲良しだねっー」



あたしがそういうと


ひーちゃんはキョトンとした顔をして

馨君は、知ってる。って顔をしてた。





そのときちょうどケータイが音を立てた。



「ちょっと、ごめんね。電話でてくる。」


2人にそう伝えて席を立った。
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