隣の席の姫野くん。
意味が分からない。
直っていたものと、金持ちと権力者?
なんの繋がりがあるんだよ。
秀平くんはエイリアンですか?
「山下くんはエイリアンじゃないから」
今度は橋田が俺に冷たい視線を送る
だから!人の思考読むなよ!
「姫野には難しい話かもよ?」
そう言いながら秀平と同じように橋田はにやりとして、
一枚の茶封筒を手渡してきた。
一枚っつってもかなり分厚いけど。
「…なんだよこれ!」
中をみてぶちギレそうになった。
「ほんっと許せないわ」
橋田はぶちギレていたけど。
「で。昂に提案がある。」
秀平はやっぱり冷静で。
「犯人…捕まえようぜ?」
…いや、冷酷人間?
でも俺、秀平のそーゆーとこ結構好きなんだ。
「俺が川瀬泣かした奴許すわけねぇだろ?」
待ってろよ。川瀬。
そこから俺たちは何時間も作戦を練った