隣の席の姫野くん。



俺のベットで落ちそうになるくらいの寝相で寝ているこのみ。




なんだろう、口元が緩む。




見てるとなんだかポカポカしてきて、本当に愛しいと感じるんだ





…あー、やべえ。




このままここにいたら寝込み襲いそう。






「…おやすみ」





俺はそっとこのみのおでこにキスを落として、部屋を出た。






つっても、一人じゃ何もすることがない。





俺はとりあえずリビングのソファーに座り、バラエティー番組をみる。





テレビの中ではたいして面白くもない芸人が前にずっこけるお決まりのリアクションをとっていた





あー、つまんね




ちらりと時計を視るとまだ8時だった
























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