隣の席の姫野くん。



シャーーーー






シャワーの音の中でこれからのことを考える




とりあえずこのみは起きるまでそっとしておこう。




飯はカップラーメンでいいや。





そんで俺は極力部屋に入らないようにして…




あんなに可愛いこのみを見たら何するか自分でもわかんねえからな。



夜はソファーで寝るか…




ある程度のプランを立てて冷静になったところで風呂を出る。




下はジャージをはいて、上は裸といういつもの格好で脱衣所から出ると




「…っキャアアアアアア!!!!」





なぜか廊下にこのみが立っていた




「……な、な?こ、このみ?」




「キャアアアアアア!!!服着て!服着てよ早く!!!!」





俺は慌てて服を着る



このみは顔を真っ赤にして背をむけていた。





「…着ましたよ~このみさーん?」





「…」





「このみさん~?」




何を言っても背を向けて肩を震わせているこのみ。





そんなに嫌だったのか?
















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