隣の席の姫野くん。
「…んっ」
やっと感じることができたこのみの熱と、可愛い声に歯止めがきかなくなるのが自分でも分かった。
「…ーっ!!!こ、こうっ!!!ちょ!!!」
唇を離してこのみの耳元へと持っていく
「…嫌だったら、殴ってな。嫌じゃないなら声我慢すんなよ」
いっきに顔が赤くなったこのみの細い腕を引いて、脱衣所に連れ込む。
「んっ」
柔らかいこのみの唇を味わいながら、白い腹へと手を伸ばす
「…んんっ」
…これは、声出してんだよな。
止めなくていいってことだよな…?
今さらやめろって言われてもやめれないんだけど。
唇を離してこのみの首へと口付ける
「ちょ、こ、こう!…んっいたっ」
白いこのみの首についた赤い印を見て満足した俺はそのままこのみを見上げた
「お、なかとか…腕とか…も、もうとにかく全身ぷにぷにしてるから…あんまり、触んないでね?み、見ないでね?」
俺の方を見ないで言うこのみは顔が真っ赤で
俺の服の裾を掴むこのみの手は少し震えていて
なんつーか、可愛かった
この熱を、この震えを、この声を、
俺は忘れたくない。
ずっとそばに置いておきたい
このみは俺のものだ。