隣の席の姫野くん。


「あ!姫野!」


ガラッ



ドアを開けた瞬間に聞こえたのんちゃんの声



え、姫野?姫野って言った?


いや、幻聴だよ。うん。

のんちゃんジョークだよきっと。




「あ?俺がどうしたって?」




現実逃避していたら、悪魔のような低い声。




「ひ、ひひ姫野っ!」



「なんだよ。人を化け物みたいに」




いやいやいや。


みたい、じゃなくて本当に化け物でしょ。











< 6 / 300 >

この作品をシェア

pagetop