同級会、その後、恋愛。
*
なぜ、この展開。
軽い気持ちで彼の車に乗り込んだのに、気が付けばラブホテルの中。
場所を指定したら車で迎えに来てくれた。
「どこに行きたい?」
と聞かれたので、どこでも良いよと返す。すると上條は何も言わず車を発進させた。
ネオンが一際輝く界隈に差し掛かると、彼は迷いもなくその中心めがけてハンドルを切った。
「え?上條?どこに行こうとしてるの?」
「俺が行きたいところ」
そう言う上條はこちらを見ない。
「どこでもいいっつったろ」
そうだけど。
でも、行ったら…確実にするんでしょ?
どうしよう。
ここ数年彼氏が居なかったから、そういったことは実にご無沙汰。
嫌なら拒否すれば良いんだろうけど、28にもなって処女でも無いのに勿体振るような態度もどうなんだろう。
上條なら生理的に受け付け無いタイプでは無いからきっと出来ないことはない。
ーーそれ以前に、上條は私の事をどう思っているんだろう。
葛藤しているうちに到着してしまった。
車から降りるなり、上條に手を捕まれそのまま引っ張られる。
部屋を適当に選んでエレベーターに乗り、部屋に向かう。
部屋に入るなり、上條が後ろから抱き締めてきた。
「上條……んっ…」
私の頭を軽く後ろに向けると、そのまま唇を貪られる。息苦しくて、空気を求めるように口を少し開けば、その隙に上條の舌が侵入して口腔を蹂躙する。
なぜ、この展開。
軽い気持ちで彼の車に乗り込んだのに、気が付けばラブホテルの中。
場所を指定したら車で迎えに来てくれた。
「どこに行きたい?」
と聞かれたので、どこでも良いよと返す。すると上條は何も言わず車を発進させた。
ネオンが一際輝く界隈に差し掛かると、彼は迷いもなくその中心めがけてハンドルを切った。
「え?上條?どこに行こうとしてるの?」
「俺が行きたいところ」
そう言う上條はこちらを見ない。
「どこでもいいっつったろ」
そうだけど。
でも、行ったら…確実にするんでしょ?
どうしよう。
ここ数年彼氏が居なかったから、そういったことは実にご無沙汰。
嫌なら拒否すれば良いんだろうけど、28にもなって処女でも無いのに勿体振るような態度もどうなんだろう。
上條なら生理的に受け付け無いタイプでは無いからきっと出来ないことはない。
ーーそれ以前に、上條は私の事をどう思っているんだろう。
葛藤しているうちに到着してしまった。
車から降りるなり、上條に手を捕まれそのまま引っ張られる。
部屋を適当に選んでエレベーターに乗り、部屋に向かう。
部屋に入るなり、上條が後ろから抱き締めてきた。
「上條……んっ…」
私の頭を軽く後ろに向けると、そのまま唇を貪られる。息苦しくて、空気を求めるように口を少し開けば、その隙に上條の舌が侵入して口腔を蹂躙する。