同級会、その後、恋愛。
上條、キス上手い。

そんなこと呑気に考えてる状況じゃないのに。

上條は変わらず唇を貪りつつ、ニットの裾から手を侵入させると迷いもなく胸に辿り着く。
乳房の重みを確認するかのように何度か揺らすと、ブラジャーの隙から直に掴み、先端を弾く。

「胸、でかいね」

そう言いながらもキスは終わらない。何度も何度も角度を変えながら貪り続ける。
まるで食べられているかのように。

キスをしながら少しずつ、ベッドへ移動する。

軽く身体を押され、ベッドに仰向けに倒れると上條が私の体を跨ぎ膝立ちになり、着ていたカットソーを脱いだ。
とたんに露になった肉体は、学生の頃水泳の授業で見た彼の身体ではなかった。引き締まり、幾つかに割れた腹筋を見た瞬間、私の中での彼のイメージは完全に覆された。

私の着ていたニットとキャミソールに手をかけるとそのまますっぽりと脱がされブラジャーだけにされた。
ブラジャーの上から乳房を鷲掴みにし、揉み上げルと先端を摘ままれる。

「あっ……」

刺激に耐えられず声を上げると上條は嬉しそうな笑みを浮かべる。

ブラをはずされ、乳房が露になると上條は一瞬乳房を眺めてから徐にかぶりついた。
< 4 / 14 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop