告白遺書  キミと出会って
キミは僕が書いた告白遺書を

自分の部屋で読んだ


「なんで?なんでもっと早く言ってくれなかったの?


お花見だって、夏祭りだって、花火だって


もっといろんな所行こうって約束したじゃん!


まだまだ話したい事あったのに!


好きなのに


あなたの事


自分から告白すれば良かった


でも、本当にまだまだ


やりたいことだって


なんで、あなたなの?


なんで、あなたが亡くなってしまうの?


あ〜!」


キミは泣き崩れてしまった


僕と過ごした日々が走馬灯のように流れる


溢れてくる涙を止める事は出来ない

< 16 / 18 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop