先生に恋した話~報われない恋心~
「焦らなくて大丈夫だよ」
先生は優しい表情で言う。
焦らなくても大丈夫…か…。
本当は焦らないといけない時期なんだよね…。
私がそんなことを考えていると
先生は真剣な顔で話す。
「先生もね、普通科受けたの。
その頃は、夢がなかったし自分のやりたいことまだなかった。
高校三年生くらいに先生になりたい!
って思って大学行った。
最初は自分の行けそうなところでいいんだよ」
先生は凄く優しく言ってくれた。
そうだったんだ…。
先生も最初はなんとなくで高校決めたんだ。