先生に恋した話~報われない恋心~
「お、手伝いに来てくれたの?」
若い男の人が話しかけてきた。
これが私と先生の出逢い。
私達はビクッとして、
…はい。
と、小さめの声で返事をした。
「ありがとうな!
じゃあ、新聞紙丸めて腸作って!」
先生は私達に大量の新聞紙を渡した。
うげぇー、めんどくさいな…。
チラッと時計を見ると、
昼休みが終わるまであと三十分弱ある。
はぁ…。
と、溜め息をついて新聞紙を丸める。