先生に恋した話~報われない恋心~

私は慌てて手を挙げる。

それに気付いた先生が私の方に近付いてきた。

「どうした?」

テスト中なので先生は小声で聞く。

私は、落ちた消しゴムを指差した。

「はい」

先生は、消しゴムを拾ってから
私にだけ聞こえるようにさっきよりも小さい声で私に話す。

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