なめてんの?
今、私たちは職員室に来ている。





ダメ元で、追試の日にちの変更を頼みに来たのだ。





「ん…じゃあ、お前が次のテストで絶対に平均80点以上取るというなら、


考えてやってもいいぞ?」







「えええ…」







弱々しく声を吐いた私。







「分かりました。全然大丈夫です。ありがとうございます」







「えっ…」






「よおし分かった。遙、次のテスト、期待してるぞ」







「は、はぁ…」






「にしてもお前ら、付き合ってるって噂本当だったんだな」






「そうです」



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