鬼の子と男子生徒
泣き声が聞こえる
「あー!暇だ!」
ばふんとソファーに倒れ込む。
今は使われなくなった旧校舎。
その校舎の一階の隅の部屋でサボっていた。
「・・・・にしても、この部屋、随分と豪華なもので溢れてんなぁ・・・・」
辺りを見回す。
「・・・・何時間目だっけ?」
ポケットからスマホを取り出す。
「あ、五時間目か・・・・なら、まだ大丈夫だな」
ポケットにスマホを戻す。
「あー!もう一眠りするか~・・・・」
そして、そのまま・・・・。