鬼の子と男子生徒
犯人みっーけ♪ ~ユウと夕輝と***~
『・・・・夕輝・・・・起きてっかー?』
ゆっくりと目を開けるとそこにはユウがいた。
「・・・・ユウ?・・・・どうしたんだ?」
目をこすりながら起き上がる。
「あれ・・・・?なんか・・・・違う・・・・?」
辺りを見回す。
見たことのある風景。
・・・・自分の部屋だ。
ユウはベットの横に立っていた。
「・・・・なん・・・・で・・・・?」
『夕輝の目を通して見た風景を再現してみただけだけど?』
ユウは自慢げに言った。
『あ、そうそう。夕輝に紹介したいヤツが居るんだった。そこにいるんだろ?出てこいよ!』
ユウは大声を上げた。
(・・・・ねぇ。僕のこと、忘れてたでしょ?)
ユウの隣に黒い靄(モヤ)みたいなのが出てきた。