鬼の子と男子生徒

「・・・・そのイレギュラーな行動力を他に当てたらどうです?」

「元々、死ぬつもりだったからな。良いんだ」

・・・・人間は時々、訳の分からない行動をとる。

・・・・俺には全く理解できない。

「・・・・二つの全臓器。持ってきてます?」

「ある」

「・・・・ゎーぃ♪ご馳走だ★・・・・よく仕事をしてくれた君は特別に、苦しまずに殺して差し上げますね♪」

「どーも」

ぷしゅっ

はい即死でした♪

「臓器♪臓器♪ご馳走だ★イェイ♪」

さて、帰ろう。

いつもの家に。

俺らを受け入れてくれた、あの家に。



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