鬼の子と男子生徒

「俺は寝るけど・・・・朱鬼はどうするの?」

朱鬼に笑顔を向ける。

「その前に、話を聞かせて貰おうか?」

おぅ・・・・なんか、

「ぷぷっ・・・・クククッ」

「・・・・なにがおかしい?」

「だ、だってwwwまるで勇者と魔王みたいでwwwアハハッ!!それにwww」

朱鬼を指差す。

「それで朱鬼とかwww演技下手すぎてwwwどこが朱鬼だよwww演技乙でーすwww」

腹を抱えながら笑い転がる。

どうやらそれで堪忍袋の尾が切れたようで、

「・・・・俺は朱鬼だ」

流石に冗談が過ぎる。

思わず笑いが止まった。

「・・・・お前が?ナンデ?」





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