鬼の子と男子生徒

『もう一度聞く。お前は誰だ?』

モノクロの目がコッチをみる。

「・・・・素直に教えると思ったか?」

ニヤリと笑う。

(あー!も・し・か・し・てぇー?黒真博士の手下なのか・も・ね♪)

「ッ!?」

なんなんだ?コイツは。俺を知っているのか?

(え?うっそ!マジで!?僕の勘、当たっちゃった?)

口の前に手を当てて・・・・うわぁ・・・・コイツ・・・・オネェ系・・・・?

(因みに、僕はオネェじゃないよ?)

『ッ!?』

読まれて!?

(酷いよねぇ・・・・人のこと、オネェ呼ばわりするなんてさ)

口をとんがらせる。





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