鬼の子と男子生徒

夕輝side

「ふぁぁあああ・・・・。ねむ・・・・」

頭をガシガシかきながら体を起こす。

こんこん。

誰かがドアを叩く。

「え?あ!ちょっと待って!着替えるから!」

ドアのむこうの人は静かに待っている。

・・・・誰だろ?

闇鬼かな?

いや、朱鬼?

まさか、天野さん?

はたまた、海莉か?

いや、龍か?

そんなことを思いながら着替えた。





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