鬼の子と男子生徒
「お風呂、入れるか?」
朱鬼は頷く。
「じゃ、服、用意してくるから」
朱鬼の服を取りに行こうとすると、
キュッと朱鬼が服の裾を掴んだ。
「・・・・服用意したら、ここにいるから」
ポンポンと頭を撫でると、朱鬼は服を離した。
俺は朱鬼の着替えを取りに行った。
「あ、朱鬼にあうヤツあるかな・・・・」
タンスから朱鬼にあいそうなヤツを探す。
「これと・・・・これと・・・・あと、これだな」
俺は服を持って風呂場に向かった。