鬼の子と男子生徒

「夕輝・・・・でるよ?」

朱鬼はおどおどしている。

「あぁ。着替えはおいとくから」

俺は、脱衣場のドアから離れようとした。

が、

「待って!そこで待ってて!」

ドタドタ中から音がする。

「ぅわっ!」

ドテン!

どうやら、朱鬼はこけたようだ。

「あー。落ち着けって。俺はここにいるから」

中の朱鬼に言う。

「いてて・・・・。う、うん。分かった」

朱鬼の声がきこえた。









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