鬼の子と男子生徒
「朱鬼ぃ~。なんでそんなに人間と仲良いんだよ?人間に懐柔されたのかぁ~?」
・・・・ナンダコイツ?
「・・・・うぜぇな・・・・」
ぽそりと呟くと、
「・・・・同感」
朱鬼も賛同した。
「・・・・なぁ朱鬼」
闇鬼が口を開く。
「・・・・なんだよ?・・・・俺を迎えに来たんだろ?闇鬼」
朱鬼が闇鬼を睨む。
「お~、こわこわ・・・・でも、分かってんなら話は早ぇ・・・・朱鬼。俺と一緒に来いよ」
闇鬼が手を差し出す。
「断る」
朱鬼は即答した。